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斜視

斜視とは?

両眼の視線が正しく見る目標に向かわず、片眼の視線が内側や外側、あるいは上下に向いている状態です。

「人と目線が合わない」「焦点が合いにくい」「物が二つに見える」「まぶしい」などの症状が表れます。原因は目を動かす筋肉や神経の異常、 脳の病気、眼部のけが、幼児期の屈折異常などです。
※当院では現在、斜視手術は行っておりません

斜視とは?

斜視の種類

内斜視
片眼の視線が内側に向いている状態(寄り目)。
乳児内斜視
生後6か月以内に発症した内斜視で、ほとんどが生後1か月以内に発症する。
屈折性調節性内斜視
強い遠視が原因となって起こる内斜視。調節(ピントを合わせること)をするときの過剰な眼球の内寄せ(輻湊)により起こる。1歳半~3歳頃に物をしっかり見るようになってから生じてくることが多く、遠視用メガネをかけることによって内斜視は改善される。
外斜視
片眼の視線が外側に向いている状態。
間欠性外斜視
普段は眼の位置はまっすぐだが、ぼんやりしたときや疲れたとき、遠くを見ているときなど、時々斜視になるもの。一般に外斜視のうちの90%前後がこの型の外斜視と言われている。
恒常性外斜視
常に外斜視になっている状態で、間欠性外斜視から進行していく場合もある。原因として、左右の視力に差がある場合や、何らかの原因で両眼視機能が獲得されなかった場合などがある。
上下斜視
片眼の視線が上または下に向いている状態。両眼の上を向く筋肉と下を向く筋肉のアンバランスによって生じる。

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検査・診断

視力・屈折検査

視力と屈折異常(遠視・近視・乱視)の程度を調べる。

眼位検査

どちらの眼が、どの方向に、どれくらいずれているのかを測る。

眼球運動検査

眼が内外・上下に正しく動いているか、また近くを見るときに内に寄るかなど眼の筋肉のバランスを見る。

両眼視機能検査

両眼で物をきちんと見ることができるかを特殊な眼鏡や機械を用いて調べる。

これらの検査結果をもとに斜視の原因や種類を判断し、治療計画を考えていきます。

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治療

屈折矯正(眼鏡やコンタクトの装用)

斜視の治療の第一は屈折矯正です。適切な度数のメガネやコンタクトレンズ装用により、はっきりとした像を見せることが大切です。遠視による屈折性調節性内斜視では眼鏡を装用することで内斜視は改善します。

プリズム眼鏡

プリズムレンズを眼鏡のレンズに組み込みます。光を曲げることで擬似的に正常と同じように視線が一点に向かうようにし、複視(二重に見える)の軽減を図ります。

手術

眼には眼球を動かす6つの外眼筋(筋肉)がありますが、斜視はこの外眼筋の働きの微妙な関連がうまくいかないことによるものです。筋肉の位置を後ろにずらす(後転術)、前にずらす(前転術)、あるいは筋肉の一部を縮める(短縮術)などの方法で、筋肉の働きを加減させることで眼球を正常の位置に戻します。

※当院では現在、斜視手術は行っておりません

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その他の病気

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